FC2ブログ

記事一覧

イテンキキ

IMGP4316.jpg
〔存続危機〕

札幌市内のとてもいい場所にNPO法人「北の映像ミュージアム」というのがある。映画評論家の故竹岡 和田男さんが集めた貴重な数万点にも及ぶ資料の一部や、道内で撮られた映画の資料などがパネルなどにして展示されている。いわばここが映像に関するソフトの資料館だとすると、「登別映像機材博物館」は主に古くから使われていた映像機材のハードの博物館だ。しかしその立場には大きな差がある。かたやその運営には名だたる有名人が沢山かかわっており、ボランティアも多い。かたや私一人の、閉鎖していたパチンコ店を格安で借り、仲間の手をかりて改装した展示場だ。そのことに文句はないが移転存続の危機という問題に置いては同じ悩みだ。
現「北の映像ミュージアム」は札幌市の開発計画で今年9月で立退きになるようだし、我が登別も建物の老朽化や、賃貸契約の関係で今秋が一応リミットになっている。 どちらも札幌市内の適度な場所での移転先を探しているが、なんしろ展示物がどちらも多いため、100坪位の空間が欲しいところ。機材はドン・キホーテのような圧縮展示のできない平面展示となるし、一方も同じことだ。
年明けから適度に目につく貸し事務所などをあたってみたが、それはそれは絶望的な桁違いの賃料なのだ。「北の—」に関わっている知り合いと会うたびにどうしたものかと思案するが、名案はない。
青森みたいに篤志家がいて20億円の寄付が有ったり(その100分の1でもいいのだが)、このビル100坪自由に使えなんていうおおらかなオーナーが居たり、あるいは企業の社会貢献の一つとして金出すよー、なんていうのはロト6や宝くじに当たるより難しそうだ。どなたか1階の空間で70坪から100坪位、ウソみたいな賃料で貸すなんてことはないだろうか。または一軒家でなにかと自由に改装OKなどという話はないだろうか。場所は市街から離れていても、また市内近郊の街でもいいのです。
毎朝のように、悪夢をみるのは常にそのことが頭にあるからだろうか(笑)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

BIN 山本

Author:BIN 山本
私は、「登別映像機材博物館」の館主です。
「登別映像機材博物館」は私たちが今まで現場で使用してきたビデオ放送機材やフィルム機材を俯瞰し、その変遷の躯体をもって動態保存展示するものです。映像ソフトが時代の文化だとするなら、それを生み出したハード機器(撮影機材や再生機材、編集機材、音声機材)もまた文化遺産だと考えています。
 映像機器メーカーでも放送局でもなし得ない、町場のプロダクションが最近まで使用してきたVTRやビデオカメラをはじめ、フィルム機材を含めた放送機材の変遷史ともいうべき動態機材展示です。そのつもりで仲間のプロダクションなどの協力も得て、少しずつ集めておりました。入場無料、日本で唯一の『映像機材総合博物館』です。
 多目的ステージもあります。是非一度お立ちよりください。

カテゴリ