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語り芸人の死

新聞の記事にはラジオパーソナリティーとうたれている。彼はその言い方を一番嫌っていた。おれは〔語り芸人〕だと。きっと1度もラジオを聴いていなかった奴が書いた虚しい記事だ。扱いも昨日の夕刊に続いて小さすぎる。「日高 晤郎」さんが亡くなった。ほぼ最期まで仕事をやりぬいた。いわばマイクの前でおれは死ぬんだという、覚悟の死だ。3月24日(土)の最期の放送を聴いていた時、いつものテンポや声の張りがなかった。これはただ事ではないと聴取者は誰もが思っただろう。
彼ほどの見識を持った勉強家を、アタシは他に知らない。専門の芸能にはいつも鋭くかつ的確な意見をはいた。だから東京では本音を喋る芸人などいらない。ゆえに彼もこの北海道で支持されたことに、全力で応えた。勿論すべての意見がワタシと一緒ではなかったが、世の中にはすごい天才芸人がいるものだと、時間が空いていればいつも聴いていた。もう二人と「日高 晤郎」は日本にでない。惜しくもあまりある、天才語り芸人を、STV・北海道民は失った。
一度だけCMの撮影でお会いした。周りに笑いを振りまいていたことを思い出す。
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プロフィール

BIN 山本

Author:BIN 山本
私は、「登別映像機材博物館」の館主です。
「登別映像機材博物館」は私たちが今まで現場で使用してきたビデオ放送機材やフィルム機材を俯瞰し、その変遷の躯体をもって動態保存展示するものです。映像ソフトが時代の文化だとするなら、それを生み出したハード機器(撮影機材や再生機材、編集機材、音声機材)もまた文化遺産だと考えています。
 映像機器メーカーでも放送局でもなし得ない、町場のプロダクションが最近まで使用してきたVTRやビデオカメラをはじめ、フィルム機材を含めた放送機材の変遷史ともいうべき動態機材展示です。そのつもりで仲間のプロダクションなどの協力も得て、少しずつ集めておりました。入場無料、日本で唯一の『映像機材総合博物館』です。
 多目的ステージもあります。是非一度お立ちよりください。

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