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森田 童子

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〔4月24日〕

6月12日の道新夕刊1面には大きな横見出しで「米朝首脳が初会談」となっていて、縦見出しには「非核化、戦争終結を協議」とある。また「素晴らしい関係」とか「平和への前奏曲」とか、虚しい見出しが躍る。

その同じ夕刊の10面には〔森田 童子〕さんの死亡記事が、小さな囲み記事で載っていた。4月24日心不全で死去、65才。葬儀などは近親者で、お別れの会の予定はないと。49日をもってJASRACに連絡があったようだ。83年に活動を停止していたが、93年にテレビドラマ「高校教師」の主題歌「ぼくたちの失敗」では多少世間に知られたと思うが、その際も名乗り出る事はなかった。実に彼女らしい。
もしそのリバイバルヒットがなければ、この小さな記事さえ無かったかも知れない。
唯一アタシか持っていたレコードアルバムも「「GOOD BYEグットバイ」で、初アルバムかどうかは知らないが初期にして「さよなら」だ。
これらをCDにして、長距離の運転には欠かせないお供だ。透明にしてささやくように歌う詞は心に響く。特に高校生のときしこたま読んだ太宰 治の唄がアタシのお気に入りだ。その詞をここに載録して冥福を祈ります。

 「まぶしい夏」 詞・曲 森田 童子
 
  玉川上水沿いに歩くと
  君の小さなアパートがあった
  夏には窓に竹の葉がゆれて
  太宰の好きな君は 睡眠薬飲んだ
  暑い陽だまりの中 君はいつまでも
  汗をかいて眠った

  あじさいの花よりあざやかに
  季節の終わりの蝉が鳴いた
  君から借りた 太宰の本は
  淋しいかたみになりました
  ぼくは汗ばんだ なつかしいあの頃の
  景色をよくおぼえている

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プロフィール

BIN 山本

Author:BIN 山本
私は、「登別映像機材博物館」の館主です。
「登別映像機材博物館」は私たちが今まで現場で使用してきたビデオ放送機材やフィルム機材を俯瞰し、その変遷の躯体をもって動態保存展示するものです。映像ソフトが時代の文化だとするなら、それを生み出したハード機器(撮影機材や再生機材、編集機材、音声機材)もまた文化遺産だと考えています。
 映像機器メーカーでも放送局でもなし得ない、町場のプロダクションが最近まで使用してきたVTRやビデオカメラをはじめ、フィルム機材を含めた放送機材の変遷史ともいうべき動態機材展示です。そのつもりで仲間のプロダクションなどの協力も得て、少しずつ集めておりました。入場無料、日本で唯一の『映像機材総合博物館』です。
 多目的ステージもあります。是非一度お立ちよりください。

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