〔札幌駅東側コンコース〕
守屋 杏(あんず)さんの書は札幌駅の東側コンコースに堂々と壁に閉られていた。
人々が立ち止まってよーく視るという所でないことが少々残念。ガラス内部は意外にも奥行きがあり、この書の意図にあてはまっていた。写真では見えなかった書の下側には、幾重にも重ねられた書紙が何千年も経って落ち葉が土になったように在る。これが最高賞に選ばれた理由と意味だろう。
杏さんは登別の出身で、いま大学4年生。大学院に進むとメールをくれた。院でその道を究めて欲しいひとだ。「記憶のミライ」展ではこんな嬉しい出会いもあったのです。
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