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杏(あんず)さん

土あんず
〔札幌駅東側コンコース〕

守屋 杏(あんず)さんの書は札幌駅の東側コンコースに堂々と壁に閉られていた。
人々が立ち止まってよーく視るという所でないことが少々残念。ガラス内部は意外にも奥行きがあり、この書の意図にあてはまっていた。写真では見えなかった書の下側には、幾重にも重ねられた書紙が何千年も経って落ち葉が土になったように在る。これが最高賞に選ばれた理由と意味だろう。

杏さんは登別の出身で、いま大学4年生。大学院に進むとメールをくれた。院でその道を究めて欲しいひとだ。「記憶のミライ」展ではこんな嬉しい出会いもあったのです。
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プロフィール

BIN 山本

Author:BIN 山本
私は、「登別映像機材博物館」の館長です。
「登別映像機材博物館」は私たちが今まで現場で使用してきたビデオ放送機材やフィルム機材を俯瞰し、その変遷の躯体をもって動態保存展示するものです。映像ソフトが時代の文化だとするなら、それを生み出したハード機器(撮影機材や再生機材、編集機材、音声機材)もまた文化遺産だと考えています。
 映像機器メーカーでも放送局でもなし得ない、町場のプロダクションが最近まで使用してきたVTRやビデオカメラをはじめ、フィルム機材を含めた放送機材の変遷史ともいうべき動態機材展示です。そのつもりで仲間のプロダクションなどの協力も得て、少しずつ集めておりました。入場無料、日本で唯一の『映像機材総合博物館』です。

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