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ザクロ

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〔劇場名簿〕

昭和50年度版の劇場名簿をいただいた。小樽で劇場などのノボリや染物、幕の仕事をしている森山さんが持って来てくれた。この方は昔いろんな劇場に出入りしていただけあって、道内の昔あった映画館に詳しい。そしてこの名簿が見つかったのでと差し出された。
発行は札幌市〔みやこ新聞社〕だがこのような名簿があることすら知らなかった。きっと最盛期の昭和30年から40年くらいな名簿があればもっと多くの劇場が載っていたに違いない。この50年度版名簿でさえ道内の小さな市町村にも、少なくとも1館や2館は載っている。弟子屈の古い石炭ストーブが付いた劇場で、仕事場の1年先輩と映画を見に行った。客はそれでも10人くらいは居たと思う。その劇場も載っている。〔弟子屈劇場〕店員は524名の今では大劇場だ。冬だったのでストーブの傍に座った。 
石坂洋二郎原作「台風とザクロ」松原智恵子主演。アタシが二十歳の頃だから大分前になる(笑)
森山さんの話によると、いまでも古い木造の映画館が閉鎖されたまま残っているところもあるという。たいがいその街の中心部に映画館は在ったのだが、その中心部が寂れているのだから手付かずだ。その映写室にはカーボン式の大きな映写機がそのまま放置されているのだろう。リワインダーやスプライサーなどと共に。
もかしのことだ。古いあるいは閉鎖された映画劇場ばかりを撮った写真集をみた。欲しかったが、金がなく断念した。いまでもそこことを後悔している。+
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BIN山本

Author:BIN山本
私は、「登別映像機材博物館」の館主です。
「登別映像機材博物館」は私たちが今まで現場で使用してきたビデオ放送機材やフィルム機材を俯瞰し、その変遷の躯体をもって動態保存展示するものです。映像ソフトが時代の文化だとするなら、それを生み出したハード機器(撮影機材や再生機材、編集機材、音声機材)もまた文化遺産だと考えています。
 映像機器メーカーでも放送局でもなし得ない、町場のプロダクションが最近まで使用してきたVTRやビデオカメラをはじめ、フィルム機材を含めた放送機材の変遷史ともいうべき動態機材展示です。そのつもりで仲間のプロダクションなどの協力も得て、少しずつ集めておりました。入場無料、日本で唯一の『映像機材総合博物館』です。
 多目的ステージもあります。是非一度お立ちよりください。

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